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□オイルエレメントの役割・種類
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□パワステオイルの役割・種類
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□ランプ類の役割・種類
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■エンジンオイルの役割・種類
 
●エンジンオイルの役割

高速で回転するエンジンには多くの金属摩擦が生じ、常に高温高熱にさらされています。エンジンオイルには潤滑だけでなく冷却や防錆など、トラブルのないようにエンジンを動かし続けるためのさまざまな役割があります。
  1. 潤滑作用:油膜を作ってシリンダー・ピストンリングなど金属同士の接触部分の磨耗や焼きつきを防ぎます。
  2. 冷却作用:燃焼作用で高温・高圧なシリンダー内部の熱を吸収し、外部にその熱を放出してエンジンを冷却します。
  3. 防錆・防触作用:燃焼や摩擦で発生する水分や有毒ガスの成分を金属面に触れさせないようにして、エンジンをサビや腐食から守ります
  4. 密封作用:シリンダー・ピストンリングの隙間を密封し、圧縮ガスや爆発したガスが逃げて出力低下するのを防ぎます。
  5. 清浄分散作用:エンジン内部に生じるカーボンやスラッジなどの汚れを洗い流しオイルに溶け込ませることで、エンジン内部をきれいに保ちます。
●ベースオイルの種類


オイルの品質性能は、ベースオイルが大きく左右します。ベースオイル(鉱油)とは潤滑油のもとになるオイルのです。ベースオイルは次のように大きく分類することができます。

  1. 鉱物油
    分子構造を変化させる化学反応工程は採用せず、原油から不要な成分を取り除き精製したものです。コストが低く抑えられる、最も一般的なベースオイルとして用いられています。
  2. 化学合成油
    ナフサ(原油を精製してできる揮発性の高い油)を化学的に分解し、潤滑油有用な成分だけ取り出して合成したものです。ハイパワーエンジンに対応する高性能なベースオイルです。
  3. 部分合成油
    化学合成油に鉱物油または高粘度指数油を混ぜたものです。ブレンドすることで互いの利点を生かすことができます。現在では、かなり広範囲で利用されるベースオイルです。
  4. 高粘度指数油
    水素化分解を施すことで、成分分子を潤滑油に適したものに組み替えています。化学合成油に近い性質を持ち、高温での粘度変化が小さいのが特徴です。

求められるエンジンオイル性能に応じて、ベースオイルに各種添加剤が配合され、各種エンジンオイル製品となります。

●エンジンオイルの粘度


エンジンオイルの性能を測るものとしては、粘度(粘りけ)の他、粘度指数(温度による粘度の変化の割合)、引火点(引火する最低温度)、流動点(流動しなくなる温度)などがありますが、その中でも粘度はエンジンオイルの性状で最も重要なもので、クルマに合ったオイルを選ぶにはまず粘度を考慮しなければなりません。

粘度とは、オイルの粘りけの度合いを表す尺度で一般的に動粘度のことを粘度と呼んでいます。オイルを選ぶ基準として世界的に普及しているのがSAE粘度番号と呼ばれる粘度分類です。

◎SAE粘度分類とは
SAE(Society of Automotive Engineers/米国自動車技術者協会)で定めた粘度分類で、0Wから60までの11段階に分けられそれぞれの番号で表示されます。SAE番号が大きくなるほど粘度が高い(硬い)ことを意味します。Wは冬季用(Winter)の意味です。柔らかくなるとオイルは潤滑性能が低下し、硬くなると燃料効率が低下します。wの前にある数字が小さいほどオイルが柔らかいことを表し、 2 桁の数字は、オイルが 100 ℃の高温に達したときの粘度を表し、数字が大きいほど熱さに強いということになります。

オイルの粘度は温度によって変わってきますので、オイルの粘っこさを比較するとき同じ測定温度の粘度で比べる必要があります。基準となる温度は国際的な取り決めにより、40℃および100℃となっています。
オイルには単一粘度番号のシングルグレードと二つ以上のSAE粘度番号を兼ね備えたマルチグレードがあります。マルチグレードは季節によって使い分ける必要がないのでオールシーズンタイプオイルとも呼ばれています。

◎シングルグレードとマルチグレード
◇シングルグレード
使用可能な温度の範囲が狭く、季節により使い分けが必要なオイル。SAE20、SAE30、SAE40などと表示されます。
◇マルチグレードオイル
使用可能温度の範囲が広く、SAE5W-30、SAE10W-30、SAE10W-40のように表示され、シングルグレードに比べ幅広い外気温に対応できます。
例えば「10W-50」というオイルがあったとします。Wの前の文字「10W」が低温粘度、そしてWの後ろの「50」は高温粘度と呼んでいます。

●エンジンオイルの規格(API)


ガソリンエンジンオイル規格は、“S”で始まり、これは「サービスステーションオイル(乗用)」と「スパークプラブで着火するエンジンタイプ」の頭文字をとっています。SAで始まり、現在最高規格はSMクラスです。時代で要求される基準や、その時代における最新のエンジンでテストされ合格した規格が最高規格となっています。

ディーゼルエンジンオイル規格は“C”で始まり、これは「コマーシャル(商用)」と「コンプレッション」(スパークプラグでの着火方式でなく、圧縮を高めて着火させるエンジンのタイプ)の頭文字をとっています。規格の推移はガソシンエンジン同様です。国産自動車メーカー推奨の最高規格はCF-4となっています。

 ガソリンエンジンオイル
記号 説 明
SA 無添加純鉱物油。添加油を必要としない軽度の運転条件のエンジン用。特別な性能は要求されない。
SB 添加油。添加剤の働きを若干必要とする軽度の運転条件用。スカッフ防止性、酸化安定性および軸受腐食防止性を備えることが必要。
SC 1964年から1967年式までの米国乗用車およびトラックのガソリン専用。ガソリンエンジン用として、高温および低温デポジット防止性、摩耗防止性、さび止め性および腐食防止性が必要。
SD 1968年式以降の米国乗用車およびトラックのガソリン専用。
デポジット防止性から腐食防止性まで、SCクラス以上の性能が必要。SCクラスの用途にも使用可能。
SE 1971年以降の一部および1972年式以降の米国乗用車および一部のガソリントラック車用。酸化、高温デポジット、さび、腐食などの防止に対し、SA、SC油よりもさらに高い性能が必要。
SF 1980年式以降の米国乗用車および一部のガソリントラック車用。
酸化安定性および耐摩耗性においてSEよりもさらに高い性能が必要。
SG エンジンメーカー推薦下で運転される1989年以降のガソリン乗用車、バン、軽トラックに適応。SG油はAPIサービス分類のCC級(ディーゼル用)の性能も含み、以前の等級に比べてデポジット、酸化、摩耗、さび、腐食などの防止に対しさらに高い性能が要求される。
SH エンジンメーカー推薦下で運転される1993年以降のガソリン車に対応。SGの最低性能基準を上回る性能を有し、耐デポジット性能、耐酸化性能、耐摩耗性能および耐さび性能、防食性能でSGに代わるもの。DID-CID-A-A-52309およびILSAC/GF-1などエンジンメーカー規格のシークエンス試験要求性能に合致していること。
SJ エンジンメーカー推薦下で運転される1996年以降のガソリン車に適用。SHの最低性能基準を上回る性能を有し、耐ブラックスラッジ性能、耐酸化性能、耐摩耗性能および耐さび性能、防食性能でSHに代わるもの。ILSAC/GF-2など、エンジンメーカー規格のシークエンス試験要求性能に合致していること。
SL エンジンメーカー推薦下で運転される2001年以降のガソリン車に適用。SJの最低性能基準を上回る性能を有し、高温時におけるオイルの耐久性能・清浄性能・酸化安定性を向上すると共に、厳しいオイル揮発試験に合格した環境対策規格。
SM これまで一番厳しい規格であったSL規格よりも、省燃費性能の向上、有害な排気ガスの低減、エンジンオイルの耐久性を向上させた環境対応オイル。またこれまで試験の無かった劣化油の低温粘度を計る試験が追加され、低温流動性、酸化劣化に優れたベースオイルを使用する必要がある。
 
 ディーゼルエンジンオイル
記号 説明
CA 軽度から中程度条件のディーゼルおよび軽度条件のガソリンエンジン用、ただし良質燃料使用を条件とし、この条件下での軸受腐食防止性および高温デポジット防止性が必要。
摩耗防止性およびデポジット性は必要としない。
CB 軽度から中程度条件のディーゼルエンジン用であるが、低質燃料使用時の摩耗およびデポジット防止性を必要とする。
高硫黄分燃料使用時の軸受け腐食防止性および高温デポジットも必要。
CC 軽度過給ディーゼルエンジンの中程度から過酷運転条件用。高負荷運転のガソリンエンジンにも使われる。
軽度過給ディーゼルでの高温デポジット防止性、ガソリンエンジンでのさび止め性、腐食防止性および低温デポジット防止性が必要。
CD 高速高出力運転での高度の摩耗およびデポジット防止性を要求するディーゼルエンジン用。
広範な品質の燃料を使用する過給ディーゼルを満足させる軸受け腐食防止性および高温デポジット防止性が必要。
CE 1983年以降製造のヘビーデューティーの過給ディーゼルエンジンで低速高荷重と高速高荷重で運転するものの両方に用いる。CD級よりさらにオイル消費性能、デポジット防止性能、スラッジ分散性能を向上させたもの。
CF 建設用機械および農業用機械などいわゆるオフハイウェイディーゼルエンジン用に開発された油で、CDに代わるものとして、性能を向上したもの。
CF-4 1990年代の低硫黄(0.5%以下)の軽油を使用するオンハイウェイ大型トラックなど最も過酷な条件で運転されるディーゼルエンジン用で、CEに比べ特にデポジット性能、スラッジ分散性の向上を図るとともに、熱安定性およびオイル消費防止性を向上したもの。
   
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